パッシブデザインとは??
エコに暮らせる家!!
季節によって日射角度は変わり、地域や立地によって風の吹き方も変わってきます。
そえらをふまえて、軒の長さや角度を計算して設計し、光や風を取り込むことで一年中快適に暮らすことが出来ます。
エネルギー消費を抑え、快適な生活環境や室内気候をつくるために自然の力を上手に活用する設計技術、設計デザインを『パッシブデザイン』と言います。
パッシブデザイン5つのポイント!!
パッシブデザインで一番大事なベースとなるのが、『高断熱・高気密』です。
断熱材を隙間なくシッカリ入れることで、家の保温性能、気密性を高めます。
そうすることで、エアコンなどで暖かくなった空気、冷やした空気を逃がさず持続させることが可能になります。
お昼は太陽光だけで過ごせるように、シッカリ日当たりを確保する。
リビングなど昼間に長く過ごす場所に窓を付ける。室内の奥まで明るさを取り込める吹き抜けや天窓、高窓、家の中心に庭を造るなど様々な方法があります。
電気ではなく、自然の光をうまく活用し、照明エネルギーも削減。
『夏涼しく』を実現するために必要な『遮へい』
夏の暑い日差しをカットし、家の中に入ってこないようにするだけでも家の中が涼しくなります。では、どのようにして日差しをカットするのかというと『軒』です。
夏の太陽の位置は高いので、シッカリ太陽光を遮るように軒を作ることです。
『冬暖かく』
季節によって太陽の位置が変わります。夏は高く、冬は低い位置にあります。
夏は軒を伸ばすことで遮っていた光も、冬はシッカリ家の中に入ってくるように設計します。
すると、窓から入ってきた日射熱が家の中に蓄えられお昼間などは暖房いらずの暖かい高い空間にしてくれます。
また、高断熱・高気密の家は一度温めた空気を保持してくれるので、夕方になっても暖房をつけずに過ごせる日も出てきます。
暖かい空気や、冷たい空気を家の中に行きわたせるために欠かせないのは『通風』です。
一か所だけ暖かい、涼しいでは快適な家とは言えません。
そのために、窓の配置を設計し、換気などを活用しながら空気が抜ける家を作ります。