こちらでは当社の耐震施工について書かせていただきます。どうぞご参考になさってください。
2016年4月に熊本地震が発生し、大変大きな被害となり、隣の県での地震ということで大変身近に感じたことではないでしょうか。
木造住宅は、地震に弱いというイメージがあると思いますが、決してそういうことはありません。現に数百年の時を経ても建っている神社、仏閣が数多く残っています。しっかりとした地盤に、計算された正確な施工を行えば、耐震性の高い住宅になります。
いくら頑丈な構造の住宅でも、軟弱な地盤に建てれば大きな地震には耐えることはできません。住宅を支えられる地盤かどうか地盤調査を行い、今の地盤で大丈夫か、地盤を改良するのか、杭を打たなければなならないのかを確認します。
すべての配筋、補強が図面通りに施工されているか。鉄筋どうしの結束、かぶり厚さは法規通りかを社内検査及び、第三者機関の検査で厳しく行います。
基礎の立上りだけでなく底盤一面が鉄筋コンクリートになっている基礎で、住宅の荷重を面で支える工法です。コンクリートで地面全体を覆うので地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリの侵入も防ぎます。
ワコウハウスでは、木造軸組み工法で一般的な根太工法ではなく、もっと地震に対して強度のある剛床工法を標準で採用しています。剛床工法は床全体を一体化させて、地震の水平力に対しての住宅のねじれ、ゆがみなどを一体化した強力な剛床で抑えます。
従来、木材の加工は大工が現場で手作業で行ってきましたが、あらかじめ、工場でコンピューター制御の機械加工を行うことにより、大工の技術に左右されず安定した品質を提供できます。もちろん、ワコウハウスは、熟練した大工の手加工も承っております。熟練した職人は木の個性を見抜き、それを活かせる技術を持っていますので、工場加工にはない味を出すことができます。
ワコウハウスはN値計算からどこにどのような金物を使うかを割り出し、基準値以上の耐震専用金物を使用し、土台、柱、梁に至るまで一体的に強度を高めております。そして、社内検査及び、第3者機関の構造検査を厳しく行います。